独学で微積分・線形代数を学びたい人にオススメの本
わくばです!
医学部では疫学で統計学の知識が必要なくせに大学レベルの数学を取り扱う授業はありません。なので僕は独学で一応、微積分と線形代数は学びました。
数検1は持っていませんので大した実力はないです笑 でもだからこそ僕みたいなレベルでも勉強できる教材を選定したので、きっと独学に苦しんでいる方の参考にはなれるかと思います。
まずはおなじみのマセマシリーズです。
言わずとしれた初心者本です。その行間の埋め方には初心者もびっくりです笑
これでもかと解説がされており、文系出身でもイケると思います。理系にとってはむしろ五月蝿いかも笑
ただその丁寧さ故に文字数が多く逆に読みづらいというのは否めません。あと個人的に気になるというか注意していただきたいのが、数式や式変形過程の解説のみであまり概念的な部分の説明は画期的ではないです。式変形理解の補助輪が手厚いという意味では良いですが、難しい概念が難しいまま解決しない時があるので要注意です。
さて続いて一時期有名になった青チャート!今も有名かな?笑
これは加藤先生というつよつよ若手数学者が書いた本です。白がテキストで、白い方の例題を青の方で解説という形になっています。なので実質セットですかね。この本の良いところはコンパクトなくせに数学的厳密性にちゃんとこだわっているところです。表現や解説も平易で、厳密さを書かない程度にわかりやすく噛み砕き、読みやすい。僕はこの本をメインにしていましたね。内容のピックアップも非常に適切で、教養数学として最適と感じました。
最後は弱点克服シリーズです。
これはかなりオススメですね。ほぼ問題演習の本です。
大学レベルの数学ってあんまし演習書親切じゃないし、多いし、しんどいんですがこの本は100題ほどに絞られていて適度な量です。しかも弱点克服とあるように痒い部分だけピックアップされています。解説は親切かつシンプルで、テーマがはっきりしているので解きやすいです。大学レベルの数学って正直読んでてもよくわからないし集中も切れやすいので、こういったほどよい演習本は重宝します。
なにか他のテキストと一緒に買うのが良いかもしれませんがこれ一冊でも内容は理解できるようにできています。
以上です。僕は学校では数学の授業なかったのでガチ勢には物足りない本たちだったかもしれませんが、これから数学に手をつけてみようという方にはおすすめです!
では。