医学生わくばの欲張り技術ブログ

〜E資格を取りに行く!〜

プログラミングスキルという希少価値とその展望

 わくばです!

 プログラミングが扱える強みっていつまでもつと思いますかね。「フリーランスで仕事を受注しながら自分の時間を大切にできる人生」、これって転職を試みる多くの人が憧れるものではないかなと思います。しかし、こういうのって希少価値があってこそですよね。需要に対して供給が不十分だからこそ、選ぶ側でいられるわけです。この先、義務教育でプログラムが扱われて、プログラムなんて常識的になったら、プログラマに転職したメリットなんて全然なくなるかもしれません。僕の父は自営業でサッシ屋(ある意味フリーランス)なので、一人で仕事する大変さ少しわかるのですが、自分で工夫して顧客を維持し続けなきゃいけない時点でかなり大変です。もちろん、そこも含めて仕事を自分の時間の一部として楽しいと感じれるなら、勝ち確ですけどね笑

 じゃあ、プログラミングスキルの希少価値や専門性がなくなる日が来るのか、僕は「そんな日は来ない」と思っています。無論、医師みたいにより専門性が細分化されることはあると思いますよ。でもたとえプログラミングが常識レベルの認知度になったとしても、仕事にならなくなる日は来ないと思います。

 理由はふたつあります。まず需要自体がますます増えると見込まれるからです。AI技術や5Gの台頭もありますが、それらによって生まれうる新たな業種やサービスがたくさんあります。それらがIT技術を基盤にする以上、まだまだ需要は増えるはずです。2つ目はプログラミング”教育業界”がより大きく発達する可能性があるからです。教育業界の発達による既得権の維持が、皮肉にも国民のプログラミングスキル向上の抑止力になりうるということです。英語がその証明です。英語はかつてグローバル化に伴い最重要スキルとなり、義務教育となりました。人々は英語スキル取得の急務に駆られますが右も左もわからない。そこで需要に合わせて英語教育業界が発達しました。しかし、現在に至って英語教育のメソッドはすでに熟成しているのに、いったい国民の何割が外国人とちゃんとコミュニケーション取れるでしょうか。かなり低いです。TOEIC9割とるだけで日本では偉人扱いです。教育業界の発達が抑止力になりうる詳細なメカニズムはわかりません。しかし、義務教育を終えても英語が身につかない人と、そういう人たちをビシネス対象として利益を上げているがいて、その構図はいつまでたっても崩れないのです。畢竟、プログラミングスキル検定みたいなのが発足して、その点数で受験や就職が有利になったり、おなじみの結末を迎えるでしょう。今後プログラミング義務教育の発達で量産されるのは、実務でプログラミングを扱える人ではなく、プログラミングスキル”検定”の点数が高いだけの人、である可能性が高いと思っています。あくまで今は僕の妄想にすぎませんが笑

 ですから、今のうちにプログラミングスキルを身に着け、IT業界でお金を稼げるレベルまで経験を磨けば、必ず長期的な先行者利益になると僕は考えています。

 

 あ、ちなみに僕はけっして、先行者利益などという邪な理由でプログラミング始めていませんよ笑 「考えてみれば」というお話。参考までに。では。